戸畑総合病院
<コンセプト>
昭和27年創業の牧山中央病院の移転新築建替計画である。
急性期病棟85床、地域包括病棟52床、療養病棟56床 計193床の地域中核病院として計画した。約50m角 3層の医療中枢機能の上に4層の病棟をL型に配置した。
スタッフステーション、デイルームを中央に配置し、東西軸・南北軸に病室を配置し、両端にラウンジ等ゆとりの空間を配置することで明るく分かり易い快適な病棟になっている。
2層吹抜けのホスピタルモールを中心に東西軸2本を主要動線に、南北軸3本をサブ動線とし、色調もブラウン系とすることで落ち着いた快適な診療部門とした。
3階の創業者記念講堂上部はバリ島輸入の石材等を壁に張り、憩いの場とした。
2階食堂は、タニタ食堂を誘致し、医と食の両面から健康づくりの情報を提供している。
要所にバリ島輸入の家具・絵画・石材等を配置し、無機質な病院ではなく温かい憩える病院とした。
●所在地/福岡県北九州市戸畑区福柳木
●建築主/医療法人 医和基会
●用途/病院
●構造・規模/RC造 地上7階
●延床面積/13,782.78㎡
●施工/建 築 ㈱奥村組 九州支店
電気・設備 ㈱九電工 北九州支店
外 構 花山建設㈱
●竣工/2016年6月